住まいと生活環境を丁寧に整えるということ
執筆: 橘 誠一郎 — 創業者・主任コンサルタント、
物を減らすことと、豊かさを増やすことは、同じことかもしれない
住まいの環境は、生活の質感に直接影響します。インテリアの話ではありません。何を置き、何を手放し、どんな時間の流れを作るか、という話です。
「整える」は「減らす」ではない
住まいを整えることを、物を減らすことだと思っている方が多いです。確かに、余分なものを手放すことは整えることの一部ですが、それだけではありません。
整えることは、自分が大切にしているものを、生活の中で適切な位置に置くことです。物の量より、配置と意味が重要です。
生活の動線を観察する
住まいを整える前に、一週間、自分の生活の動線を観察することをお勧めします。朝起きてから夜寝るまで、どこを通り、どこで何をするか。
観察すると、「実はこの場所をほとんど使っていない」「この動線が毎日ストレスになっている」といった具体的な課題が見えてきます。課題が見えると、何を変えるべきかが明確になります。
季節に合わせて見直す
住まいの環境は、季節によって変えることをお勧めします。秋は、夏の間に増えたものを整理し、冬に向けて温かみのある素材を取り入れる時期です。
CloverSummitのキュレーテッド・リビングガイドでは、季節ごとの見直しをサポートしています。何を変えるかより、なぜ変えるかを言語化することを重視しています。
住まいを整えることは、自分の価値観を整えることでもあります。一度、自分の住まいをゆっくり観察してみてください。