意図的に「何もしない時間」を作る方法
執筆: 橘 誠一郎 — 創業者・主任コンサルタント、
余白は偶然には生まれない。設計するものだ。
「余白を作りたい」と思っている方は多いですが、実際に作れている方は少ないです。余白は、忙しさが一段落したら自然に生まれるものではありません。意図的に設計しないと、次の予定がすぐに埋まります。
まず「余白」を予定として入れる
余白を作る最初のステップは、カレンダーに「何もしない時間」を予定として入れることです。週に一度、30分でも構いません。その時間に何かをしてはいけないというルールを自分に課します。
最初は落ち着かないと感じる方がほとんどです。それは正常な反応です。続けることで、その時間の質感が変わってきます。
「何もしない」の定義を決める
「何もしない」の内容は、人によって異なります。スマートフォンを見ない、音楽を聴かない、会話をしない、という方もいれば、散歩は「何もしない」に含めるという方もいます。
大切なのは、外からの刺激に反応し続ける状態から離れることです。自分なりの「何もしない」の定義を決めておくと、実践しやすくなります。
週次の短い振り返りを習慣にする
CloverSummitの静養プログラムでは、週に一度15分の振り返りを習慣にすることを勧めています。「今週、余白の時間に何を感じたか」を短くメモするだけです。
この習慣を3ヶ月続けると、自分の内側の変化が記録として残ります。変化は小さいですが、記録があることで実感しやすくなります。
余白は、作ろうと思わないと作れません。小さく始めることが、続けるための条件です。